第1話 木地師(きじし)ってどんな仕事?

辻椀木地木工芸の辻ますみです。
普段、木地師の辻まさたかの事務的なサポートをしています。

辻椀木地木工芸に嫁いで10年。
10年でやっと木地師のこと、漆塗りのことを少し理解してきました。

そこで、私の趣味で描き始めたのですが、
夫「辻まさたか」を題材に、木地師の仕事について漫画にしましたので
漫画ブログとして投稿していきます。

まずは10話くらいを目標にゆっくり描いていく予定です。

木地師の仕事についてもっと知ってもらって
時々、くすっと笑ってもらえると嬉しいです。

このように、木地師は基本的には正円のものを木材から削り出すため、楕円のものは作ることができないんですね。
最初は、なんでも作れそうで、意外と制約の多い仕事だなーと正直思いました。

でも、天然木から削りだしたお椀は、すごく温かみがあって、
何度見ても素敵だなぁって思います。

木地師の仕事場。結構片付いている時に撮影。かなりキレイな状態です。

普段の木地挽きの様子。

漆を塗る前の木地がこちら。この木はミズメザクラという種類の木になります。
私は、あまり派手な木目ではないのに個性的なこのミズメザクラが大好きです。
木にも個性があって面白いのです。

では、お読みいただきありがとうございました。

ますみますみ

次回もお楽しみに