9月18日、災害ボランティアの方々に辻椀木地木工芸の工場の片付けを手伝っていただきました。
災害ボランティアさんに工場の片付けをお願いするのは2回目です。
今回は、関西からライオンズクラブ国際協会の方々が10人も来てくだいました。
震災以降、椀木地の材料が散乱してしまい、とても自分達だけでは片付けることができない規模なため、今回も社会福祉協議会を通じて2回目の災害ボランティアを依頼しました。
今回片付けていただいたのは、2階にあるこちらの2部屋と、2階から3階までの階段です。
散乱した椀木地たちは、3階の1室に運んでいただきました。
どのように片付けたいかを説明させていただいた後、すぐに作業開始。
作業スピードが速い!
みなさんテキパキとものすごい勢いで片付けてくださり、慣れた様子です。
2階に散乱した材料たちは3階の1室へ一旦片付けます。
すごい速さで材料が運ばれていき、どんどんものがなくなっていきます。
椀木地の材料で埋まっていた工場の2階がどんどん綺麗になっていきました。
捨てるものを運んだり、金属ゴミを分別したり、
重労働で大変な作業ばかりですが、本当に黙々と作業してくださいました。
ついに大きすぎて持ち出せなかった棚が解体されました!
もはや解体業。
まだまだある材料たち。
そして時間いっぱい使って、最後の最後まで綺麗にしてくださいました。
すごく作業が早く、皆さん慣れてらっしゃるので、
聞けば、熊本や和歌山などの震災時にも現地でボランティア活動を行ったとのこと。
今回の能登半島地震での活動も初めてではなく、炊き出しや物資を届ける活動をしてくださったとか。
椀木地の材料が散乱していた2階の一番広い部屋は、この通りスッキリものがなくなりました。
こちらは隣の部屋。
2階から3階へ続く階段もこの通り!
まだまだ片付けは途中ですが、自分たちだけではどうにもならない規模なため本当に助かりました。
ライオンズクラブ国際協会のみなさん、本当にありがとうございました!
作業後にみなさんと写真を撮らせていただきました。
後ろ姿がかっこいいです。
今回、工場から出たゴミがこちら。
これだけの量を、自分達だけではとても片付けられませんでした。
今回、能登半島地震で自分達が被災者となったことで、たくさんの方々に助けていただく経験をしています。本当に感謝しきれません。
ボランティアの皆さんの善意を目の当たりにし、今後災害大国日本で自分自身誰かの役に立てるような人間になれるよう生きようと思うようになりました。
今回のライオンズクラブの皆さん、そして能登を支援してくださっているボランティアのみなさんの善意に、心から感謝申し上げます。
近日中に社会福祉協議会より3回目のボランティアの方々が来てくださるそうです。
本当に感謝です。
辻椀木地木工芸
辻 正尭・真澄